確かな春が・・・
雪の中にも確かな 春


かぜで胃も痛い時
乾燥したダイダイの皮にショウガと砂糖を加えて熱湯を注ぎ、熱いうちに服用してね。
ダイダイは常緑高木。樹高5m内外。5月頃白い花を開花し、11月頃果実が熟す。
枝に鋭いとげが互生している。
原産地はインド、ヒマラヤで中国を経て日本へ。
ミカンやユズは落果するがダイダイは、秋に橙黄色となり、年を越して再び緑色となる。2年から3年は落ちない。
正月飾りにダイダイを用いるのはダイダイ栄えるという祈りがこめられている。また、正月頃黄金色になることから黄金がはいるようにとの願いもあるようだ。
「大和本草」(1708)にはダイダイを「蚊無須」と呼び、果皮を乾燥したものをたいて蚊をさけたとの記載もある。
生薬名
枳実
未熟な果実を採り、輪切りにして陰干しにする。充分にからから に乾燥する事が大切。
芳香性の健胃薬。利尿、せき、たんにも良い。妊婦は禁。
10グラムをコップ3杯くらいの水で半量になるまで煎じ一日3回 に分けて温服する。
成分・・・リモネン(精油) ヘスペリジン(フラボン類)
橙皮
成熟した果皮を乾燥させる。
風邪、せきに。健胃にも。苦味チンキにも含まれる。
10グラムを一日分として分けて温服する。
成分・・・リモネン、ヘスペリジン
(12月撮影)
ヒイラギ(柊)は民間で枝,樹皮を肝臓、や腎の疾患に用いるとされています。
モチノキ属
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ヒイラギ(柊) (モクセイ属)Osmanthus ilicfolius Moulillefert
ヒイラギモチ〈セイヨウヒイラギ))(モチノキ属)Ilex aquifoliumL.
ヒイラギナンテン(トウナンテン)(ヒイラギナンテン属)Mahonia japonica Dc.
ヒイラギにはいろんな種類があります。
ちょうどクリスマスの前11月から12月に、実が赤く熟します。長四角の緑の葉と赤い実がとても美しく、クリスマスの飾りに使われ、クリスマスホーリーとして流通しています。
実をつけるのは雌木ですが雄木がなくても受精する単為結果なので雄木がなくても結実します。あまり大きくならないので鉢植えや庭木、生垣によくみかけます。
Ilex cornuta



(12月撮影)

種皮を除いた種子から得られるサザンカ油は毛髪香油や軟膏基材に用いらていれます。
サザンカは日本特産の常緑小高木。10月から12月に白やピンクの花をつけます。
ツバキの花によく似ていますがサザンカはが花びらと雄べが離れていますが、ツバキは花びらと雄べが基部でついています。
ツバキの花は花全部が落花するのに対しサザンカは花ビラが一枚一枚散っていきます。
Camellia sasanqua Thunb
焚き火や、しもやけが、懐かしい言葉になってしまうのは寂しいですね!







イチョウの実は鎮咳、去痰として。煮てその汁と共に食べるか焼いて食べる。
多食及び生食は中毒を起こす時があるので注意する。
イチョウ葉エキスは葉を乾燥させてアルコールで成分を抽出したもので、血行促進や痴呆の予防改善効果がある。
副作用はないが、抗凝結薬を飲んでいる人は効果が強くなりすぎるので服用しない方がいい。
標高30mに達する落葉高木。
雌雄異株で雌、雄とも4月に開花する。
仏教と共に中国より伝来したといわれている。
Ginkgo biloba L.
(銀杏,公孫樹)


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薬用には花色が淡黄色または白色のものを使います。
目の充血やかすみ目などに使います。
喉の痛みをともなう風邪の頭痛にもにもいいですよ。







ブルーベリーは植えれば枯れることはない、育てやすい樹木なので
ちょっとしたスペースや生垣などでもよく見かけられる。
果実も多く付けるのであなたも植えてみて!
ブルーベリーは栽培も簡単!

ブルーベリーはアントシアニンという色素を多く含み、目の疲労回復に効果があります。
アントシアニンはポリフェノールの一種です。アントシアニンは目の網膜を安定させているロドプシンという物質に直接働きかけて眼精疲労を改善させるといわれています。

ブルーベリーはツツジ科の植物で、春にドウダンツツジに似た釣鐘形の白い小花を咲かせる。育成されている品種には他に、ラビットアイ・ブルーベリーなどがある。
7月〜9月にかけ果実が収穫される。
(V.coriymbosum)
(ハイブリッシュ・ブルーベリー)

9月でもまだ収穫できる!
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花のガクを乾燥させてお茶にして飲みましょう!
1カップにひとつのガクを入れ、熱湯を注ぎます。2,3分でルビー色に。
南国のお茶を楽しみましょう。
クエン酸やビタミンCたっぷり。
利尿効果があるのでむくみなどにもいいです。

Hibiscus rosa-sinensis
仏桑花、扶桑花 (和名 ブッソウゲ)




正作じっちゃのページ

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ニチニチソウは7月30日の人の誕生花。花言葉は友情。
あなたの誕生花は?下記サイトへリンクしてみて

このニチニチソウから、抗がん剤として臨床で用いているビンブラスチンやビンクリスチンが発見されました。
植物を大切に守っていくことは医薬品の開発にもつながるのですね!!



Catharanthus roseus
(日日草、日々草)
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「お医者のハーブ」とも言われているカモミールは、消炎、鎮痛、発汗、強壮などの作用があるので、風邪や腹痛にも用いられてきました。不眠、いらいらなどのストレス緩和にもいいですね!
乾燥したカミツレ花5グラムを急須に入れ熱湯を注いで5分後に服用します。一日3回食間服用ですが、お茶代わりに飲んでもいいです。風邪や不眠のほか、腸管にガスがたまっているときなどにもいいですよ。。
「カモミールとはギリシャ語で「大地のりんご」の意味に由来してます
どんな荒地でもすくすく育つ丈夫な花です!

Matricaria chamomill L.
5月から7月に花または全草を日干しして保存する。
主成分は精油(アズレン類のカマズレン配合)
和名でカミツレと呼ばれているものはジャーマンカモミールである。
ジャーマンカモミールの茎は直立し多く枝別れしており、高さも20〜60cmになる。他に茎が地を這って先端が立ち上がって花をつけるロ−マンカモミールがある。ローマンカモミールの方は丈が30センチメートルと低い。
ジャーマンカモミールはハーブティーとして薬用に、ローマンカモミールはエッセンシャルオイルとしてテアロマティラピーや化粧品に用いられる。


関東近辺
5月21日撮影
5月初旬撮影

根を秋に採掘して乾燥する。 成分ペオニフロリン
筋肉のひきつりからくるけいれんを和らげる作用があ利、腹痛、疼痛、下痢に用いられる。
白い花で一重のものが薬効は高い
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生薬はレンギョウの果実を使用。新しく大粒で茶褐色のものが良品
成分 トリテルペノイド、フォルチアシド
薬効 炎症を抑える、排膿作用
レンギョウ(連翹)

開花期 3月〜4月
生薬(辛夷)はコブシのつぼみの乾燥したものを用いる。
芳香の強い者が良品。
成分 精油、リグナンなど
薬効 鼻炎、蓄膿症などを治す。
発汗作用あり。風邪による頭痛にもよい。
2005.4.08撮影
開花期 3月〜4月
Magunoria kobusu De Candolle

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ミモザサラダ 黄色い卵の黄身をかけたサラダのこと (黄身がミモザの花に似ている)
ミモザカクテル オレンジジュースとシャンパン半量づつ混ざったカクテルのこと
花言葉は「秘めた愛」
花から香料をとる。2005.3.10撮影
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(11月撮影)

サプリメントがよくわかる本
一家に一冊保存版です!!
薬剤師必見!!
キ ク
(10月撮影)


ハイビスカス
(8月撮影)
ニチニチソウ
(7月撮影)



(6月撮影)
(5月撮影)
カミツレ(カモミール


おすすめBOOK
毎月見ごろの植物を紹介します。
その植物の民間療法、薬効、成分、漢方処方などが書いてあります。
草木で体を癒しましょう。
(4月撮影)
(4月撮影)
(3月撮影)
(2月撮影)




今日はどんな草花が声をかけてくれるのでしょう。
ちょっと足を止めてみませんか?
人々は昔、自然の恵みをお薬にしてきました。
このページは身近にある植物とその効用を紹介します。

それぞれのページのにラテン名で書かれているのは学名です。
たとえばきんかんはCitrusu aurantium L.
Citrusuはレモンの古名、
aurantium は橙黄色の意味。
L.はLinneさんが発見者という意味です。
学名は世界でただひとつの名前なので、これを言えばその植物を探すことができます。
今月の草花
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2006.1.1
